フィトケミカル
「発掘!あるある大事典2」で取り上げられました!
第7の栄養素「フィトケミカル」
肌の乾燥や老化の進行を大きく左右する成分「セラミド」。
セラミドは、角質層の細胞の周りにある脂質で、肌の水分蒸発を防ぎ、紫外線が皮下に入るのを防ぐ作用があります。このため、セラミドが不足すると肌の老化を進めてしまうことになります。
セラミド不足を解消・再生し、肌の内側から潤いをキープして肌を若返らせるために有効な”第7の栄養素”が「フィトケミカル」です。
フィトケミカルとは?
フィトケミカルとは、植物が紫外線の害や虫などから自らを守るために作り出した物質です。
人体に必要な栄養素は、タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラルの5つと考えられてきましたが、それに食物繊維を加えて、これを第6の栄養素としていました。その後「フィトケミカル」が発見され、「第7の栄養素」とよばれています。
ファイトケミカルの語源は、「ファイト(phyto)」はギリシャ語で植物という意味、「ケミカル(chemical)」は化学物質という意味です。
野菜、果物、豆類に多く含まれており、その種類は数千種類。
フィトケミカルはカロテノイド群、ポリフェノール・フラボノイド群、硫黄化合物群に分けられます。おもな働きは、癌や動脈硬化、老化などを促す活性酸素を消去する抗酸化作用です。